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タイムズ軽井沢駅前駐車場が閉鎖 しなの鉄道・三菱地所が土地活用へ

「しなの鉄道」の遊休地を活用したタイムズ軽井沢駅前駐車場。鉄道時代の架線が残されている(2023年3月14日撮影)

「しなの鉄道」の遊休地を活用したタイムズ軽井沢駅前駐車場。鉄道時代の架線が残されている(2023年3月14日撮影)

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 タイムズ軽井沢駅前駐車場(軽井沢町軽井沢)が3月15日で閉鎖され、同時にカーシェアリングも終了した。

JR軽井沢駅に隣接したタイムズ軽井沢駅前駐車場跡地= タイムズ軽井沢駅前駐車場が閉鎖

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 2017(平成29)年7月にオープンした同駐車場は、「しなの鉄道」の遊休地を活用したもの。JR軽井沢駅や同駅バス乗り場に隣接した立地で、利便性が高かった。時間貸し=147 台、カーシェアリング=19 台の計 166 台 が駐車できた。

 タイムズ24北関東支店によると、カーシェアリングは移転用地がなく、今回の廃止に伴い軽井沢町内のカーシェアリングは、プリンスホテルウエスト=2台、同イースト=4台の計6台に縮小となる。

 3月14日に、東京から来たという50代男性の利用者は「夏はマイカーで軽井沢まで来ているが、冬は雪や凍結の心配があるので、新幹線で来てカーシェアリングを利用していた。冬期はスタッドレスタイヤに履き替えてあったので安心して利用できた」と話した。閉鎖の看板を眺めていた神奈川から来たという30代の女性2人は「レンタカーは早めに店舗が閉まるため、24時間返却が可能なカーシェアリングは便利だったが、今後は利用できないとなると不便になり残念。この場所は駅の目の前で便利なので、代わりにすぐ近くにほしい」と話した。

 今後の土地利用について、土地所有者である「しなの鉄道」(上田市)営業課の瀬在(せざい)係長は「駐車場内に残る鉄道施設の撤去・解体・整備工事後、三菱地所と土地活用計画を進める予定だ」と話す。

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