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「北斗の拳」原作者の武論尊さん、佐久市に「さくまんが舎」 漫画塾開講も

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 漫画「北斗の拳」の原作者で長野県佐久市出身の武論尊さんが同市内で建設を進めていた「さくまんが舎」(佐久市岩村田)の建物が完成し、3月3日、落成式が行われた。

「さくまんが舎」代表の清水浩貴さん

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 武論尊さんは2018(平成30)年、自身が塾長となり「武論尊100時間漫画塾」を開講。4月14日に始まる第6期生は2025年3月まで、「さくまんが舎」で全20回の講義を予定し、約30人がプロの漫画家・漫画原作者として通用する技術や知識を学ぶ。

 建物は3階建てで、延べ床面積約634平方メートル。1階の展示室では武論尊さんの生原稿や作品、有名漫画家の作品などを展示する。漫画塾を開講する2階の教室の窓からは浅間山と八ヶ岳が望め、講師控室や面談室も備える。階段の壁面には武論尊さんが北斗の拳で最も好きなキャラクター「ジャギ」のステンドグラスが埋め込まれており、天井には北斗七星をかたどった照明を配置している。

  「さくまんが舎」代表の清水浩貴さんは「佐久市から漫画の魅力を伝えたい、漫画の素晴らしさを発信したい…そんな武論尊の思いを大切にした漫画塾。展示室では100時間漫画塾の先生の作品も展示するなど、皆さんに楽しんでもらえるような企画をこれから行っていきたい」と話す。

 1階の展示室は6月2日から無料で一般公開を予定。月曜・火曜休館。

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