軽井沢白糸の滝(軽井沢町長倉)で現在、「白糸の滝 真夏のライトアップ2026」が行われている。
浅間山に降った雨が6年の歳月をかけて流れ出てくる地下水が、高さ3メートル、幅70メートルにわたって流れ落ちる時に白い糸のように見えることから、「白糸の滝」と呼ばれるようになったといわれている。
「真夏のライトアップ」は、日本夜景遺産にも認定されている同所の夏の風物詩。光量や色味など自然環境に配慮したライティングとプロジェクションマッピングを組み合わせ、昼間とは異なる空間を演出している。
開催時間内は滝のライトアップに加え、約15分間隔でプロジェクションマッピングを投影する。暗闇の中、滝の前面の地面に中国の花文字で順に「春」「夏」「秋」「冬」と描かれると、その季節の軽井沢の様子を滝全面に表現。浮かび上がる滝の清流と光のグラデーション、足元や周囲を彩る映像表現が組み合わされ、訪れた見物客は「きれい」などと歓声を上げながら見入っていた。
千葉県から夫婦で訪れたという50代夫婦は「別荘があり、数年前も夏のライトアップに来たことがあったが、以前よりもさらにバージョンアップされて美しかった。鹿が描かれていたが、ここに来る途中に本当に鹿を見かけた」と笑顔を見せ、東京都から初めて訪れたというカップルは「幻想的でいいですね」と話していた。
白糸ハイランドウェイの幸野茂社長は「今年は中国の『花文字』を取り入れ、四季の軽井沢を描いた。各国から訪れる観光客に喜んでいただけたら」と話す。
開催は金曜・土曜・日曜の19時~21時。観覧・駐車場(200台)は無料だが、有料道路「白糸ハイランドウェイ」の通行料金が別途必要。イベント開催時間帯は路線バスなどの公共交通機関を運行しないため、主催者は自家用車(軽井沢駅から車で約25分)またはタクシーでの来場を呼びかける。雨天決行(荒天などの場合は中止)。
8月30日まで。