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軽井沢高原教会で「星降る森のクリスマス」 クリスマス音楽礼拝 ライブ配信も

教会へとつながる「星明かりのプロムナード」 

教会へとつながる「星明かりのプロムナード」 

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 軽井沢高原教会(軽井沢町星野、TEL 0267-45-3333)が11月27日、「軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス」を始めた。

音楽礼拝でゴスペルを歌うVOJAのメンバー

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 「星降る森のクリスマス」は、かつて軽井沢を開いた宣教師がランタンで街を照らした風習を受け継ぐイベント。同教会の森は、夜になると星を表現したたくさんの光で装飾され、本物の火がともるランタンキャンドルを地面に敷き詰める。教会前の高さ6メートルのもみの木のクリスマスツリーの頂上には星が輝き、教会につながる道は雪が降り積もり、空に星が輝く「星明かりのプロムナード」を表現。今年のテーマでもある「道しるべ」として、訪れる人たちを教会へと誘うという。

 教会では期間中の日曜と12月24日、「道しるべ」をテーマにした牧師の講話とゴスペルを組み合わせた「クリスマス音楽礼拝」を実施。12月4日の「クリスマス音楽礼拝」では、事前に予約して教会に集まった人たちが、居垣裕芳(いがきひろよし)牧師のクリスマスに向けた講話と、ゴスペルを主とするコーラスグループ「VOJA(ヴォジャ)=The Voices of Japan」の「Angels We Have Heard On High」や「Living Hope」などの歌声に耳を傾けた。

 東京から参加したという50代夫婦は「この教会で式を挙げた。クリスマス音楽礼拝に参加して、改めて夫婦で普段忘れがちな感謝の気持ちを伝えようと思った」と話していた。

 敷地内の牧師館では、大切な人に思いを込めた手紙を書くための軽井沢高原教会オリジナルのカードとペンを用意し、多くの人が身近な人への思いをしたためていた。教会では、期間中の土曜日と23日夜に「バイオリンとチェロ・クリスマスの調べ」も実施。

 教会スタッフの近藤玲子さんは「ただ美しい景色を見るだけではなく、ここに来ていただいたことで、教会や牧師館での体験を通して人とのつながりの大切さに気づいて持ち帰ってほしい」と話す。  

 現地訪問は完全予約制で、「軽井沢高原教会 星降る森のクリスマス」公式ウェブサイトで受け付ける。今年は予約がスタートして2週間ほどで全ての枠が埋まってしまった人気ぶりだという。現場に行けない人向けに、「クリスマス音楽礼拝」「バイオリンとチェロ・クリスマスの調べ」のライブ配信も行っている。12月24日22時からは、クリスマスイブの牧師の講話をインスタライブでも配信予定。

 今月25日まで。

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