軽井沢・プリンスショッピングプラザ(軽井沢町軽井沢)の一角で1月6日~9日、子ども向けSDGs工房のワークショップが開催され、子どもたちが森の材料でシロフォン作りを楽しんだ。
このワークショップは、プリンスグランドリゾート軽井沢のSDGsの取り組みの一環で、子どもが自ら学ぶ力を養うプログラムを提供するSOTOLABOが運営で携わったコラボ企画。
シロフォンの材料は群馬県上野村の間伐材。8枚の木の板を土台に貼り付けて作る。本体に取ってを付けて完成したらマレットでたたいたり、中に木の玉を入れてカラカラ回したりすることで音を楽しむ。
茨城県から参加した女児と男児のきょうだいは「木の板を土台に貼り付けて楽しかった。音がきれい」と話し、東京からプリンスホテルスキー場に来た帰りに立ち寄ったという女児はスタッフ指導の下、一枚一枚丁寧に集中して木の板を貼り付けていた。完成したシロフォンをうれしそうに見せる5歳男児の姿もあった。
ワークショップをコラボ運営したSOTOLABOの南方(みなかた)慎治代表は「SDGsといっても子どもには分かりづらいし面白みがない。きちんと形として残り、音が出たり作って楽しめるものをとシロフォン作りを企画した。参加した人たちにはSDGsに少しでも関心を持ってもらえたら」と話す。