軽井沢町が、「さわやか軽井沢ふるさと寄付金（ふるさと納税）」の返礼品として、町内の宿泊施設や飲食店などの加盟店で利用できる「軽井沢さわやかギフト（電子ギフト）」の提供を始めて11月で3カ月がたった。

軽井沢プリンスホテルスキー場も利用可能＝「さわやか軽井沢ふるさと寄付金」返礼金に電子ギフトを導入

「軽井沢さわやかギフト」は、宿泊や食事、体験などの支払いに利用できる電子ギフトで、寄付額に応じて、3,000円～30万円の5券種を返礼品として用意する。
発行から180日間、1円単位から同町の加盟店での支払いに利用できる。

　現在、軽井沢町の加盟店は63店あり、軽井沢プリンスホテルなどの宿泊施設や軽井沢プリンスホテルスキー場、ゴルフ場、レストラン、土産店などがある。

　スマートフォンから即座にふるさと納税（寄付）ができ、ふるさと納税の返礼品として同町で利用可能な電子商品券を即座に受け取り、加盟店で使用できる。

「軽井沢さわやかギフト」は電子ギフトなどのサービスを手がけるギフティ（東京都品川区）が運営するシステム「旅先納税」を活用。JTB長野支店と連携し、長野県で初の「旅先納税」の採用自治体となった。導入自治体数は全国で33の自治体がある。　

　同町総合政策課によると「ふるさと納税の寄付額は、本年度11月時点で約3.7億円。うち8月より導入した『軽井沢さわやかギフト』は34件、230万円。利用できる加盟店は、今後増えていく予定で、軽井沢町内へのお出かけや旅行を楽しみながら地域経済に還元することができるので、利用していただければ」と呼びかける。