4月にG7 長野県軽井沢外相会合が開かれた軽井沢プリンスホテル(軽井沢町軽井沢)のレストランが現在、同会合が開催されたことを記念し、会合の際に提供したドリンクやアレンジメニューを期間限定で提供している。
外相会合 1 日目 ワーキングディナーの様子=軽井沢プリンスホテル、G7 長野県軽井沢外相会合記念メニュー提供
4 月 16 日~18 日に開催された会合のメイン会場となった同ホテル ウエストでは、滞在中の各国外相をはじめ会合関係者に提供した、長野県産花豆おこわや長野県産チーズ、信州サーモン、信州産フルーツ、長野県が誇るワイン「長野メルロー」を使ったソースなど、信州産食材を中心に使用した会合初日の「ワーキングディナー」にアレンジを加えたコースメニュー(3万円)を「日本料理 からまつ」で提供。前菜、食事などそれぞれ単品でも提供する。外相会合提供ドリンクの日本酒も同店で提供している。「すしのシャリを小さめにする」など、各国大臣の話し合いを邪魔しない工夫を盛り込んだという。
会合 2 日目のディナーである「社交夕食会」で提供したメニューは、社交夕食会アレンジメニュー「和牛フィレのリンゴ風味オルロフ風」(単品1万1,000円)として、ザ・プリンス 軽井沢「ダイニングルーム ボーセジュール」で提供している。外相会合提供ドリンクのワインも同店で提供。味わいや見た目に加え、「サイズ感や盛り付けの面において、ナイフやフォークを使う回数が最小限に抑えられ、食器とナイフが触れ合う音が鳴りにくくするなど、社交ディナーならではの食べやすさを意識した」という。
G7外相会合に向け、何度も調整を重ねてメニューを作り上げたという同ホテルの土屋丹士(たんし)総料理長は「今回、軽井沢で『G7外相会合』が開催されたという記憶を、県内外の多くのお客さまと食を通して分かちあい、過去には『G7交通大臣会合』や『G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合』が開催されたこともある国際的なリゾート会議都市としての軽井沢の魅力を広く発信していきたいという思いで、メニューの提供を始めた。軽井沢へ訪れた際はぜひ、信州食材や調理法にこだわり抜いたメニューを楽しんでほしい」と話す。
8月31日まで。