元日の朝、初日の出を拝みに碓氷峠見晴台(軽井沢町峠町)に大勢の人が訪れた。
碓氷峠見晴台は長野県と群馬県の県境に位置し、標高は1200メートルの展望公園。浅間山をはじめ、妙義連山、八ヶ岳、日光連山、天気に恵まれれば富士山までもが360度のパノラマで一望できる。
元日の朝6時から6時半ごろ、初日の出を拝もうと多くの人が展望台を訪れ、カメラを構えていた。周辺の気温はマイナス四度。晴天に恵まれた。
6時58分日の出とともに、集まった人たちのカメラのシャッター音と歓声が響いていた。
小諸から来たという60代女性と40代女性は「いつもは自宅から初日の出を見るが、今年初めて見晴台に来てみた。天気が良くて美しい初日の出を見ることができて良かった」と顔をほころばせた。神奈川県から来たという60代男性は「美しい初日の出の写真を撮りたくて来た。軽井沢ではきれいな写真をたくさん撮れる」と話し、写真を周囲の人に見せていた。
日が昇ると、一望できる山々の位置と名前を確認して写真を撮る人たちの姿が見られた。