「ウフフドーナチュ旧軽井沢店」(軽井沢町軽井沢、TEL 0267-46-8148)が現在、長野県内産の食材を使った「オールドファッション七味チョコ(八幡屋礒五郎の七味使用)」を期間限定で販売している。
ウフフの志賀嘉子社長と旧軽井沢店ゼネラルマネジャーの大塚菜穂子さん
同店では地元・長野県産食材を使い、保存料を添加しないドーナツ作りをしている。「オールドファッション七味チョコ」には八幡屋礒五郎の「七味唐辛子」を使用。この七味唐辛子は、薬味を古来伝わる製法で調味した信州食材の一つとして知られる。
ゼネラルマネジャーの大塚菜穂子さんは、信州食材をもっと多くの人に知ってもらいたいと、八幡屋礒五郎の「七味唐辛子」を使ったドーナツを開発した。チョコの中に七味唐辛子を混ぜ、さっくり生地のオールドファッションにトッピングしている。仕上げに「能登の海陽深層水の塩」をまぶす。卵はブラウンエッグファーム「ちゃたまや」の「浅間小町」を使用。「辛さをしっかり残したレシピで、甘さと辛みを一緒に味わえるちょっと珍しい風味。普段は辛さを味わうために食卓に使うことの多い七味唐辛子を、おやつとして親子で一緒に楽しんでもらうきっかけになれば」と大塚さん。
価格は400円。営業時間は10時~16時。同店店頭とネットショップで扱う。販売終了日は未定。
併せて、元日に発生した「能登半島地震」の支援コーナーを設けている。経営するウフフ(石川県金沢市)の志賀嘉子社長は「私がもともと奥能登の珠洲市の出身で、被災地の生の声を聞くことができる自分だからできる。実家は津波の被害を受けたが、倒壊は免れ両親も無事だった。被災して再建の見通しが立たない農家の支援のため、商品を軽井沢に送ってもらって並べている。置いているのは元々取引のある能登のブルーベリー農家『ひらみゆき農園』で作ったジャムやレトルトカレーなど。店で商品を販売し、売り上げを送る。オンラインショップの代理運営も担う。ブルーベリーや塩、きなこ、イチゴ、ユズなど能登の食材を使ったドーナツも販売している。できるだけ長く支援を続けていきたい」と話す。