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軽井沢「白糸の滝」で真冬のライトアップ 色のグラデーションも

滝とその上の崖に別々のライトでタイミングをずらして投影し、色のグラデーションを楽しめる

滝とその上の崖に別々のライトでタイミングをずらして投影し、色のグラデーションを楽しめる

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 軽井沢白糸の滝(軽井沢町軽井沢長倉小瀬)で12月22日、「真冬のライトアップ」が始まった。

軽井沢町のキャラクター「ルイザちゃん」と動物やサンタクロースとのダンスの映像=軽井沢「白糸の滝」で真冬のライトアップ

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 浅間山に降った雨が6年の歳月をかけて流れ出てくる地下水が、高さ3メートル、幅70メートルにわたって流れ落ちる時に白い糸のように見えることから、「白糸の滝」と呼ばれるようになったといわれている。

 「真冬のライトアップ」は、クリスマス、新年、バレンタインの3つのセッションに分けて行い、滝のライトアップに加えて、それぞれのセッションごとにオリジナルのプロジェクションマッピングを滝を見物する広場に投影する。

 クリスマスセッションは12月22日~25日に開催。24日のクリスマスイブには家族やカップルなど300人ほどの観光客が滝と光の演出を楽しんだ。

 天候に恵まれ17時時点で0℃の気温の中、開始前から約50人が開始を見守り、ライトが滝に投影されると「お~っ」という歓声があちらこちらから上がった。滝を眺める観光客の足元にはサンタクロースや熊と一緒に軽井沢町のキャラクター「ルイザちゃん」がクリスマスツリーの周りで踊るプロジェクションマッピングが投影され、子どもたちが喜んで跡を追いかけ、家族一緒に投影されたキャラクターを入れて自撮りを楽しんでいた。

 軽井沢町在住の家族は「毎年夕方に始まるので、家族でライトアップを見てから食事に出かけるのが恒例行事。今年も楽しみにして来た」。神奈川県川崎市から軽井沢を訪れたカップルは「今年初めてスノータイヤを付けたので軽井沢に来てみたが、ネットで開催を知って足を延ばして来て、美しいライトアップが見られて良かった」と、それぞれ話していた。

 滝を管理する白糸ハイランドウェイの岡本さんは「今年はライトアップをバージョンアップした。ライトアップには白、青、赤、緑、黄などの色を使い、滝とその上の崖に別々のライトでタイミングをずらして投影するので、色のグラデーションをお楽しみいただける」と話す。

 ニューイヤーセッション=1月5日~8日、バレンタインセッション=2月9日~12日。点灯時間は、ニューイヤーセッション=17時~19時、バレンタインセッション=17時30分~19時30分。白糸の滝の観覧は無料だが、白糸の滝への有料道路「白糸ハイランドウェイ」の通行料(普通車往復500円)が別途必要。

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