荒船パノラマキャンプフィールド(佐久市内山、TEL 0267-65-2021)が9月15日、漫画「北斗の拳」とコラボした「北斗の拳 世紀末キャンプ」プランの提供を始めた。標高1200メートルの高原にある同キャンプ場。天気が良い日は荒船山を一望できる。9月後半までは、敷地内の「コスモス園」でコスモスが見頃を迎えている。
見頃を迎えているコスモス=荒船パノラマキャンプフィールド「北斗の拳」世紀末キャンプコラボ
長野県佐久市は「北斗の拳」原作者の武論尊(ぶろんそん)さんの出身地で、今年で40周年を迎えた北斗の拳と、「佐久市に来い!!」をキャッチフレーズにコラボ展開。同キャンプ場でも昨年に続き、同プランを提供する。
同プラン利用客は、「拳王軍テントのれん」をはじめ、世紀末キャンプグッズをレンタルし、キャンプサイトを「北斗の拳」で飾ることができる。今年はレンタルアイテムに「北斗の拳 拳王軍こん棒 ファイヤースターター」「北斗四兄弟ロープナー」を追加した。グッズレンタルに加え、「北斗の拳 宿命のシェラカップ」のケンシロウまたはラオウどちらか1種と、「ミスミのじいさんの米袋」も進呈する。
キャンプ場受付では世紀末キャンプグッズを販売するほか、北斗4兄弟がキャンプをしている(ような)ビジュアルを表したパネル(約2メートル×約3メートル)と、「北斗の拳×御歌頭」によるケンシロウとラオウの墨絵(高さ約1.7メートル)のパネルを置くフォトスポットも用意。
9月18日に大学の同窓生同士で山梨県と東京都から訪れていた若者は「コラボがあることを知らずに通常のプランで来た。フォトスポットで気づいた。シェラカップをもらえるのはいい」と話していた。「景色が素晴らしいので気持ちが良い」とも。
同キャンプ場の鈴木悟支配人は「北斗の拳世代の人たちも、若い人たちも、ぜひ北斗の拳の世界を楽しんでほしい。このイベントを通して当キャンプ場のことも多くの方に知っていただければ」と話す。
料金は、シーズン料金+1,000円。1日5台まで。コラボプランの提供は年末キャンプ場休場まで。休場情報はウェブサイトで知らせる。