軽井沢星野エリア(軽井沢町星野、TEL 050-3537-3553)の「もみの木広場」にある本物のもみの木にイルミネーションを施したクリスマスツリーの点灯を見守る「幸せが灯(とも)る時間」が11月27日から、毎週土曜・日曜に行われている。
同時期に「軽井沢星野エリアのクリスマス 2022」 を展開している星野エリア。「幸せが灯る時間」は今年新たに始めた。高さ10メートルの本物のもみの木のクリスマスツリーには、大きく張り出した枝先にまでイルミネーションを施し、開催日の17時、集まった人たちでクリスマスツリーの点灯を見守る。
16時55分になると、日が沈み辺りが薄暗くなったもみの木の脇で、アイリッシュハープ奏者の佐久間景子さんがクリスマスの曲などを演奏。人々がもみの木の周辺に集まってツリーの点灯を見守るために自然と輪になる。そりの鈴のような音が出る楽器「スレイベル」を手に「灯しびと」がツリーの点灯を告げると、もみの木が点灯し、クリスマスに欠かせない植物であるヤドリギの実を模した「ヤドリギキャンディー」を集まった人たちにスタッフが配って歩く。
東京から週末を過ごしに軽井沢に来たという家族4人は4日、ツリーの点灯を見守った。「毎年この時期には星野エリアを訪れる。このツリーの点灯を見ないと東京に帰れないという思いで少し遅くまで軽井沢に残ってここに来た」と父親は話していた。この日ツリーの点灯を見守るため70人ほどが集まった。人々は、クリスマスツリーをバックにしたり、もみの木の枝と枝の間に入ったりして撮影を楽しんでいた。
星野エリア・コミュニティゾーン総支配人の金井元子さんは「枝と枝の間に立って撮影すると星の中に紛れ込んだようなキラキラした写真を撮ることができるのでお勧め」と話す。
もみの木の点灯時間は17時~22時。「幸せが灯る時間」は土曜・日曜の16時55分~17時(雨天・荒天時は中止)。今月25日まで。