軽井沢大賀ホール(軽井沢町軽井沢東、TEL 0267-42-0055)で12月4日、「軽井沢少年少女合唱団&軽井沢ファミリーオーケストラ・クリスマスコンサート」が開催された。
2004(平成16)年9月、同ホール誕生を機に、ホールを拠点とした合唱団として設立された軽井沢少年少女合唱団と、同ホールに事務局を置く地域密着型オーケストラの軽井沢ファミリーオーケストラ。毎年この時期に合同でクリスマスコンサートを開いている。2020年からはコロナ禍で関係者のみの入場で開いていたが、今年は一般客を入れて開催した。
当日はまず、同合唱団が「風はいま」「瑠璃色の地球」など3曲に続き、「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」「あわてんぼうのサンタクロース」などのクリスマスソング10曲を合唱。同オーケストラは「ホワイトクリスマス」「結婚行進曲」など4曲を演奏した。最後に合同で、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」と「ハレルヤ」を披露した。
小学生の息子と訪れた母親は「息子の同級生のお姉ちゃんが合唱するので聴きに来た。子どもたちの声が透き通っていて、美しい歌声だった」と話す。
オーケストラ団員の林小百合さんは「私はフルート担当で、コロナで合奏しづらい時期もしばらくあったが、やはりみんなで演奏するからこそやりがいがある」と話していた。
当日は約500人の観客が盛大な拍手を送った。