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パタゴニア軽井沢ストア、オープンから1カ月 環境保護の情報発信も

パタゴニア軽井沢ストア

パタゴニア軽井沢ストア

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 日本で23店舗目の直営店となる「パタゴニア軽井沢ストア」(軽井沢町軽井沢)がグランドオープンして、5月25日で1カ月がたった。

パタゴニアが掲げる環境メッセージと仲野由里子店長=パタゴニア軽井沢ストア

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 同店は、県産の資材(カラマツ、クリ、古木、鉄平石、浅間石など)を使った内装のワンフロアに、クライミングや登山、トレイルランニング、フィッシングなどのアウトドアスポーツ用ウェアや日常着として使えるライフスタイルウェア、キッズ・ベビー製品、オーガニックフードなど幅広くラインアップしている。

 同社では「軽井沢町は『自然と共生した環境の保全と育成』をビジョンとして掲げており、人々や町全体が環境へ配慮した取り組みが盛んであることから、美しい自然とフィールドを守るための環境保護活動や情報を地域のコミュニティーとともに取り組み、発信していきたい」と考えているという。

 店内には、中心部のレジに「We’re in business to save our home planet.(私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む)」というメッセージを掲げ、壁やスクリーンで環境保護についての情報を発信している。

 仲野由里子店長は「軽井沢は朝晩は冷え込むので、半袖から長袖、上に羽織るジャケット類も求める方が多いのが特徴。パタゴニアのファンの方が、国内外を問わずお越しいただいている印象。気軽に立ち寄っていただきたい。お客さまとはたくさん話して交流することを心がけている。この店が地域の交流の場になれれば」と話す。

 定期的に環境保護関連のイベントも行う。6月17日18時45分から、「故郷である地球を救うためにできること」をテーマにフィルム上映&トークセッションを予定。衣類に含まれるプラスチックの問題に取り組み、そのキャリアを持つ3 人を追ったストーリーを通じて、衣料品に含まれるプラスチックが最終的に石油・ガス産業と結びついていること、その結びつきを断ち切り、影響を減らすために、人々がどのように取り組めるかを伝える映画「The Monster In Our Closet(クローゼットの中の怪物)」を上映。その後、身の回りにある衣類をテーマに、地球を救うために何ができるかなど、生活者として取り組めることをゲストと共に考えるトークイベントを開く。参加無料。定員30人。要予約。

 営業時間は11時~19時。毎月第3水曜日定休。

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