セカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」の軽井沢の施設となる 「軽井沢1st」が5月10日、軽井沢町追分にオープンする。運営はSanu(東京都中央区)。
家具や電化製品の揃うサブスク別荘のキッチン=「SANU 2nd Home 軽井沢1st」
軽井沢駅から15分ほどの場所にある同施設。
6614平方メートルの敷地に8棟があり、うち2棟がドッグフレンドリー(ペット対応棟)となる。元々森を開いてさら地となっていた場所を、「従来の森の豊かさがよみがえるようなランドスケープデザイン」とし、軽井沢エリアを代表する樹木であるクロマツを中心とした複数の樹種を敷地内に植え、軽井沢の自然環境に呼応するデザインとした。各棟には、家具のほか、電子レンジや冷蔵庫など電化製品やワインセラー、調味料、外部には焚き火台兼BBQ台も備える。管理棟にはランドリコーナー、駐車場には1台分のEV充電器も用意される。
サブスク会員専用のカーシェアサービスの車も軽井沢駅に1台、配置している。
同社広報担当の柴田さんは「SANU 2nd Homeは月額 5万5,000 円で利用できるセカンドホーム・サブスクリプションサービス。関東一円の別荘地を中心に全10拠点61棟がある。平日と休日の利用は6対4で平日の利用が多く、滞在先でもテレワークをして過ごすなど、日常の暮らしを営む場所として利用されている」と話す。「同施設は軽井沢駅から15分でアクセスできるため、都市からの移動も負担が軽く、ウェルビーイングな働き方を実践するワーケーションの拠点として活用してほしい」とも。
現在、サブスク会員枠は完売しており、ウエーティング登録を受け付けている。