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軽井沢「白糸の滝」での真冬のライトアップ バレンタインでハートの演出も

白糸の滝の前の地面に映し出されたハートのプロジェクションマッピングを追いかける子どもたち

白糸の滝の前の地面に映し出されたハートのプロジェクションマッピングを追いかける子どもたち

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 軽井沢白糸の滝(軽井沢町軽井沢長倉小瀬)で2月11日、「真冬のライトアップ’22~’23バレンタインセッション」が始まった。本来は10日~12日だが、10日は雪の影響で中止したため、この日が初日となった。

お出迎えする軽井沢町キャラクター「ルイザちゃん」

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 浅間山に降った雨が6年の歳月をかけて流れ出てくる地下水が、高さ3メートル、幅70メートルにわたって流れ落ちる時に白い糸のように見えることから、「白糸の滝」と呼ばれるようになったといわれている。

 「真冬のライトアップ’22~’23」は、クリスマス、ニューイヤー、バレンタインの3つのセッションに分けて行い、今回のバレンタインが今季最後のセッションとなる。

 11日はマイナス5℃の気温の中、滝の入り口で軽井沢町のキャラクター「ルイザちゃん」が出迎え、約150人の観光客でにぎわった。青色や白色にライトアップされた幻想的な白糸の滝を見る見物客の足元の地面に、バレンタインにちなんだピンクやブルーのハート、間もなく訪れる春を思わせるようなパステルカラーのプロジェクションマッピングも映し出され、子どもたちが画像を追いかけてはしゃいだり、仲間同士で撮影するなどして楽しむ様子が見られた。

 埼玉県川口市から軽井沢に移住した家族に誘われて訪れた川口市在住の2家族は「雪が降った後なので白い背景も美しく、ライトアップも幻想的でいい」「子どもたちもプロジェクションマッピングを楽しんでくれて良かった」と話していた。

 白糸ハイランドウェイ関係者らは、昨日降った雪が凍結して来場者が滑らないよう、浅間山の火山灰を滝までの雪道にまくなどの工夫を凝らしたという。バレンタインセッションが12日で終了すると、次回は夏のライトアップとなる。「季節ごとに白糸の滝の魅力が伝わる演出で来場者を楽しませたい」と幸野茂社長は顔をほころばせる。

点灯時間は17時30分~19時30分。

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