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軽井沢「星野温泉 トンボの湯」、春に向け長期メンテナンス休業へ

メンテナンス休業に入るトンボの湯の前で「ありがトンボ」のかけ声とともに竹とんぼを飛ばす子どもたち

メンテナンス休業に入るトンボの湯の前で「ありがトンボ」のかけ声とともに竹とんぼを飛ばす子どもたち

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 「星野温泉 トンボの湯」(軽井沢町星野)が1月10日、長期間のメンテナンス休業に入った。2カ月半ほどの休業期間を経て、3月25日に営業を再開する。

大賞の10句の川柳が読み上げられる

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 トンボの湯は2002(平成14)年、星野温泉に新たに誕生した源泉かけ流しの日帰り温泉施設。今年で開業20周年の節目を迎えたことから、メンテナンス休業することになった。

 休業前の1月9日、感謝イベントを開催。イベントでは、昨年12月1日~1月6日に募集した、トンボの湯にちなんだ川柳「トンボの湯 よもやま川柳」の中から大賞10句を発表した。中には家族の環境の変化とともにトンボの湯との関わり方の変化も感じられる句もあった。川柳は1105句が集まり、大賞はウェブサイトでも発表している。

 イベント後半では、トンボの湯の焼き印を押したオリジナルの竹とんぼを集まった人たちに配り、「ありがトンボ」のかけ声とともに一斉に飛ばした。隣接する「村民食堂」のスタッフが作った、キノコ4種を使った特製きのこ汁も振る舞い、集まった人たちはきのこ汁を味わったり、名残惜しそうにしばらく入れなくなるトンボの湯に向かって行ったりした。

 東京から保育園の友達家族と一緒に来たという5歳の子連れの家族は「今日たまたま来たらトンボの湯がメンテナンス休業に入ってしまうと知り、ギリギリ来られて良かった。この後、温泉を楽しみたい」と話していた。中軽井沢駅近くから来たという60代夫婦は「川柳を夫婦で応募して、ひょっとして受賞したかと期待して来た。受賞はしなかったが、温泉はメンテナンス休業明けからまたすぐに来たい」、追分から来たという60代夫婦は「川柳に応募したので来てみた。きのこ汁も温まっておいしい」と話していた。

 支配人の名取拓哉さんは「応募いただいたよもやま川柳を一句一句読んで、いかに20年の長い年月、トンボの湯が皆さんに愛用され生活の一部になってきたかがしみじみ感じられた。掃除を含めメンテナンスを経て3月のオープン時にまた皆さんをお迎えするのが楽しみ」と話す。

 村民食堂も1月10日~2月22日は休業するほか、星野エリアの複数の施設・店舗で施設メンテナンスなどのため1月から3月にかけて休業日を設ける。休業日などの情報は「軽井沢星野エリア」の公式ウェブサイトで確認できる。

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