軽井沢町が11月3日~5日の3連休に紅葉の見頃を迎え、雲場池(軽井沢町軽井沢)など各所は紅葉を楽しむ目的で多くの日本人や外国人観光客でにぎわった。
雲場池は六本辻近くにある池で、1周20分ほどで散策できる。四季折々の植物や鳥が織りなす風景が人々の目を楽しませ、軽井沢の人気の観光コースになっている。
5日、池の周辺はモミジやコナラ、ミズナラ、ハルニレなどが黄色・赤色に色づき、紅葉が池に鏡のように映る様子を訪れた人たちが写真に収めていた。
東京都から訪れた50代の夫婦は「毎年この時期になると、軽井沢に紅葉を見に来るのが楽しみ」と話し、千葉県から訪れた40代の家族は「今年は夏が暑かったせいか、例年より紅葉の時期がずれているような気がするが、雲場池は何度来ても感動する」と話していた。
旧軽井沢地区の「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」(軽井沢木戸根)のモミジは落葉も進み、コケ庭の地面がモミジで赤いじゅうたんのようになり、写真に収める人の姿が多く見受けられた。
観光客らが宿泊するホテルの敷地内の紅葉を眺めながら散策する姿も多く見受けられた。軽井沢プリンスホテル(軽井沢)では敷地内各所の紅葉が真っ盛り。コテージの屋根には赤いモミジが降り積もる様子も見られた。
今年の軽井沢の紅葉は終盤に入り、落葉すると寒い冬へと突入する。