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軽井沢「万平ホテル」、浅野屋を子会社化 相乗効果狙う

浅野屋は1933(昭和8)年に東京・麹町で創業しベーカリー「ブランジェ浅野屋」を運営している。軽井沢に3店舗、関東に16店舗を展開している。

浅野屋は1933(昭和8)年に東京・麹町で創業しベーカリー「ブランジェ浅野屋」を運営している。軽井沢に3店舗、関東に16店舗を展開している。

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 森トラスト連結子会社の万平ホテル(軽井沢町軽井沢)が1月31日付けで、浅野屋(軽井沢町軽井沢)を子会社化する。森トラストが12月23日に発表した。
 浅野屋は1933(昭和8)年に東京・麹町で創業しベーカリー「ブランジェ浅野屋」を運営している。外国人外交官などの要望を受けて1944(昭和19)年に軽井沢店を開業。現在は軽井沢に3店舗、関東に16店舗を展開している。1980年代には日本で初めて円形石窯を設置したほか、天然酵母をパン作りに積極的に取り入れている。
 万平ホテルは1894(明治27)年に創業。1997(平成9)年2月に森トラスト傘下となった。昨年10月には大規模改修・改築工事を行い、リニューアルオープンした。
 森トラストによると、「浅野屋には森トラストグループから取締役を派遣し、両社の相乗効果を狙う」という。万平ホテルのカフェ運営のノウハウを生かし「ブランジェ浅野屋」のカフェ業態の強化を図るほか、万平ホテルの土産や食品部門の商品開発などにも取り組む。グループが展開する日本国内35カ所のホテル・リゾート施設、カフェ施設でもパンの商品力やバリエーションの強化を図っていく。

軽井沢「万平ホテル」外観

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