軽井沢観光協会が今年の春節連休期間(2月15日~23日)に軽井沢駅内の軽井沢観光案内所を訪れた外国人の数をまとめた。
それによると、期間中に案内所を訪れた外国人は、全体数では昨年比33人増と伸長したものの、主要マーケットである東アジア3カ国(台湾・香港・中国本土)からの来訪がいずれも減少した。
軽井駅でPR活動をする観光協会の竜野茂康さん=2026年春節
一方でオーストラリアやシンガポールが数字を伸ばし、客層の多様化が鮮明となった。
今回の集計によると、国・地域別の訪問者数は、1位が台湾(65人)、2位が香港(30人)、3位が中国(24人)となった。
昨年実績(台湾66人、中国本土47人、香港38人)と比較すると、台湾・香港・中国本土のいずれも昨年を下回る結果となった。特に中国本土は、昨年の47人から24人へと大幅に減少している。
一方で、勢いを見せたのが欧米豪や東南アジア圏。昨年は6人だったオーストラリアが15人と2.5倍に急増したほか、シンガポールも昨年の9人から15人へと着実に数字を伸ばした。
全体では昨年比33人増となっており、主要3か国の落ち込みを他国がカバーする形で、全体の底上げにつながった。
連休中の2月17日には、JR東日本やしなの鉄道と連携したウエルカムイベントが実施され、「軽井沢ウィンターフェスティバル」の宣伝を兼ねたお菓子550個を配布した。
当日の様子について、軽井沢観光協会事務局業務係長の竜野茂康さんは「イベントにはフランスやインドネシアなど多国籍なゲストに加え、日本の大学生グループも非常に多く見られた。春節と日本の学生の春休みが重なったことで、例年以上に幅広い層に軽井沢の冬を楽しんでいただけたと感じている」と振り返る。