星野エリアにある「トンボの湯」(軽井沢町星野)前の広場で現在、「紅葉図書館」が開催されている。
星野温泉トンボの湯の梅田愛梨さん=軽井沢星野エリア「紅葉図書館」
今年で12年目を迎えた同イベント。2000平方メートルの広場に、全長10メートルと8メートルの本棚を置き約500冊の本を並べたほか、周辺には台形のデッキチェアを置き、読書と紅葉を楽しめるようにする。今年は「自分だけの読書スペース」にできるよう、ハンモックやブランケットなどの「読書アイテム」の貸し出しも新たに行う。本棚には「芸術」「旅」「食」などの本を用意。週末には移動書店も出店し、本の販売も行っている。
今年は自宅で眠っている本を新たな持ち主に受け渡す「本のリレー」も行う。次に手に取る誰かのためにメッセージを添えて、読まなくなった本を専用の本棚に入れ、気に入った本があれば代わりに持ち帰ることもできる。
星野温泉トンボの湯の梅田愛梨さんは「気軽に手に取って目で見て楽しめるような本が多い。トンボの湯の帰りに、ハンモックで揺られながら紅葉と読書の秋を楽しんでもらえたら」と話す。
開催は土曜・日曜・祝日(除外日あり)の10時~17時。雨天中止。読書アイテムのレンタル(ドリンク付き) は1,500円。11月4日まで。