軽井沢町の旧軽井沢銀座通り近くに位置する諏訪神社(軽井沢町諏訪の森)が元日から、大勢の参拝客でにぎわっている。
同神社は、軽井沢地区開発当初、信州一宮諏訪大社から分霊勧請(ぶんれいかんじょう)され、奉斎(ほうさい)された。軽井沢郷の鎮守参土の神として、古くから厚く崇敬されている。 社業(しゃそう)は軽井沢町指定文化財でもある。
大みそかから年越しを経て、3時までに約1000人の参拝客が訪れた。元日は8時から15時までに約3500人が訪れ、参道に並ぶ人の列は終日途切れることはなかった。
境内にはケヤキやミズナラ、ハルニレなど7本の御神木がある。
人々は、参拝が終わると御神木におみくじを結んだり、撮影したりしていた。
東京から訪れたという50代夫婦は「毎年この神社に参拝するので、昨年無事に過ごせたお礼と、今年は娘が出産するので無事に出産できるようお願いに来た」と話した。
氏子総代会の大谷次司会長は「神社は国民のもの。神社は参拝する方を大事にし、これからも温かくお迎えしていきたい」と抱負を語る。