星野リゾートが運営するホテル「BEB5(ベブファイブ)軽井沢」(軽井沢町星野)が現在、ハロウィーンにちなんで、信州ならではのリンゴで館内を装飾するイベントを期間限定で開催している。
リンゴのクッションや、落下が原因で出荷できなかったリンゴを農家から買い取り、館内を装飾。夜は光るジャック・オー・ランタンでハロウィーン空間を演出している。
宿泊客もリンゴでオリジナルのジャック・オー・ランタンを作ることができる。完成すると、館内に飾ったり、小さなライトを借りて部屋に持ち帰りランタンとして使ったりすることもできる。
パブリックスペース「TAMARIBA(タマリバ)」には、リンゴのジャック・オー・ランタンあめがつるされた木を設置。宿泊客はリンゴを収穫するかのように、自分でリンゴジャック・オー・ランタンあめの上部をはさみでカットして購入できる。
ハロウィーンの合言葉「トリックオアトリート」と、タマリバにいるリンゴお化けの仮装をしたスタッフに声をかけるとシードルをもらうことができる。
開催時間は、リンゴジャック・オー・ランタン作り=15時~22時、ジャック・オー・ランタンあめ=17時~21時、「トリックオアトリート」でのシードルの提供=15時~21時。
東京から叔母と2人で来て宿泊した女性は「リンゴジャック・オー・ランタン作りを行ったが、リンゴが柔らかいので意外に簡単にできた」と話していた。
同ホテルスタッフの安達有里さんは「リンゴハロウィーンは今年で2回目。ハロウィーンはカボチャが一般的だが、信州ならではのリンゴでハロウィーンにした。飾り付けたリンゴの数も、リンゴとBEB5をかけ合わせて555個にした。軽井沢ならではのハロウィーンを楽しんでもらえれば」と話す。
10月31日まで。