軽井沢町が11月2日~4日の3連休に紅葉の見頃を迎え、雲場池(軽井沢町軽井沢)など各所は紅葉を楽しむ目的で多くの観光客でにぎわっている。
クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢の紅葉=軽井沢町の紅葉色付く
雲場池は六本辻近くにある池で、1周20分ほどで散策できる。四季折々の植物や鳥が織りなす風景が人々の目を楽しませ、軽井沢の人気の観光コースになっている。
池の周辺はモミジやコナラ、ミズナラ、ハルニレなどが黄色・赤色に色づき、11月4日には、紅葉が池に鏡のように映る様子を訪れた人たちが写真に収めていた。
雲場池近くには駐車場がないため、徒歩や自転車、バスなどの利用が必要となる。11月24日までは、軽井沢駅~六本辻・雲場池間でシャトルバスも運行されている。
旧軽井沢地区の「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」(軽井沢町軽井沢)でも、紅葉を多くの人が写真に収めている。モミジの落葉が進むと、例年コケ庭の地面がモミジの落ち葉で赤いじゅうたんのようになる。
白糸の滝は11月4日の連休明けには紅葉終盤となり、落葉が見られた。
軽井沢観光協会辰野さんは、「今年は10月に朝夕の寒暖差が激しく、10月下旬から最低気温が零度を下回る日もあり、連日の冷え込みで木々の色付きが進んだ。ここ数年と比較してもきれいに紅葉が仕上がったと感じている。今年は平日も観光客でにぎわっているのも特徴。11月中旬までは見頃なので、多くの人に楽しんでほしい」と話す。終盤に入り、落葉すると寒い冬へと突入する。