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旧軽井沢銀座通りにウナギ卸問屋直営店「うなぎ四代目菊川」 長野県初出店

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 旧軽井沢銀座通りにウナギ卸問屋直営店「軽井沢 うなぎ四代目菊川」 が長野県に初出店

「うなぎ四代目菊川」外観=旧軽井沢銀座通りにウナギ卸問屋直営店

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 うなぎ料理店「四代目菊川」(軽井沢町軽井沢、TEL 0267-31-0731)が旧軽井沢銀座通りにオープンして、7月2日で3カ月がたった。

 旧軽井沢銀座商店街のクレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢の斜め向かいにオープンした同店。1932(昭和7)年から続くウナギ卸の直営店である同店は全国で23店舗目。長野県では初の出店となる。元そば店だった建物の日本家屋的な味わいを残し、ウナギを焼く様子も1階のフロア全体から見られるようにした。「お客さまの世界を広げる空間」がコンセプト。1階・2階合わせて68席を用意。2階の天井からはウナギを模した照明もつるす。

 焼き師の平澤貞治さんは同店に来る前、東京の田町店に勤務した。「軽井沢では、リゾート地ならではの食の楽しみ方をするお客さまが多い」と話す。「ゆっくり食事を楽しんでいただきながら、お酒を嗜(たしな)むスタイルが軽井沢のお客さまの傾向」と分析する。

 「関西はウナギを焼く時、腹開きが主流。パリっとした皮。肉厚でふわっとした身。とろっと脂がのるように仕上げている」と平澤さんは話す。

 主力メニューは「一本うなぎ」。丸ごと一本のウナギをかば焼きにした「蒲(かば)焼き一本重」(5,880円)は専用の備前焼きの器で提供する。そのまま味うほか、薬味をのせて、さらにお茶漬けにしても味わえる「一本ひつまぶし」(6,000円)を注文する客も多いという。

 平澤さんは「地元のお客さま、観光客、別荘のお客さまなどリピーターも増えてきた。場所は銀座商店街の一番奥なので、もっと多くの人に知ってもらえたら」と意気込む。

 営業時間は11時~15時、17時~21時。

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